朝日学生新聞社『グランパと僕らの宝探し~ドゥリンビルの仲間たち~』の装画・挿画を担当しました

2017年10~12月に私が挿画を担当した、朝日小学生新聞の連載小説『グランパと僕らの宝探し~ドゥリンビルの仲間たち~』(大矢純子 著) が1月31日に単行本として発売されました。

(※連載期間中のタイトルは『ドゥリンビルの仲間たち』でしたが、単行本化にあたって改題されました)

Amazonで表示されている表紙の画像は上のような縦長の構図ですが、実は本のカバーを広げると以下のようなパノラマの風景になります↓。
現物を手にとられたらぜひそこにも注目して下さいね(*^^*)

第8回朝日学生新聞社児童文学賞の受賞作品で、小学生時代をオーストラリアで過ごした日本人の男の子が主人公の物語です。ネタバレ防止のためあまり詳しくは書きませんが、以下のページに作品紹介があるのでぜひご参照ください↓。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000021716.html

新聞連載は2017年10~12月の3か月間続き、全88話分の挿絵を描きました。挿絵を描くにあたって原稿を何度も読み込んでいる内に、私もどんどん物語に引き込まれ、登場人物と一緒に小説の中の出来事を疑似体験したような感覚になりました。

素敵なお仕事の機会を与えてくださった、著者の大矢先生と担当編集者の當間様に心から感謝いたします!

子どもはもちろん、大人が読んでも心に刺さる物語だと思います。私は共感する所が多すぎて、挿絵を描きながら「うんうん、分かる分かる!!」とうなずくことが多かったです(笑)。集団になじめず悩んだことのある人、あるいは今も悩んでいる人は、読んだらきっと勇気づけられると思います。

書店や図書館などで見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね(^^)。(そしてできれば買ってね(笑))